本田圭佑【写真:Getty Images】
メキシコ1部のパチューカは、開幕3連敗スタートとなった。この悲惨なスタートにMF本田圭佑が関係しているという見方がある。メキシコ『アス』のコラムニストが指摘した。
フリートランスファーでパチューカに加入した本田は、ふくらはぎの問題などで出遅れており、まだ公式戦に出場していない。そのため、もちろんプレーの面で直接チームに影響を与えていることはできていないが、同紙は「本田の加入でパチューカは完全に崩壊した」としている。
問題として指摘しているのは、本田の年俸だ。日本代表MFはパチューカと年俸400万ドル(約4億5000万円)の1年契約を交わしたと言われている。これはクラブの最高年俸だ。
パチューカは伝統的に低いサラリーキャップを設定しており、この特別待遇に何人かの選手は大きな不満があるという。それがロッカールームの雰囲気に影響し、試合のパフォーマンスに問題が発生しているという分析だ。
まだコンディションが十分ではない様子の本田は、高額年俸にふさわしい選手かどうかを見せることができていない。プレーでこういった声に反論できるだろうか。
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