今季のプレミアリーグで最も早く解任される監督とみなされているラファエル・ベニテス監督【写真:Getty Images】
大手ブックメーカー会社『Ladbrokes』では、今季のプレミアリーグで最も早く解任される監督が賭けの対象となっている。スペイン紙『アス』が報じた。
最もオッズが低い、つまり最も早く解任されると予想されている監督は、昨季名門ニューカッスルを1部復帰へと導いたラファエル・ベニテス監督で、3.5倍となっている。かつてリバプールを率いてチャンピオンズリーグを制覇するなど、実績のある指揮官として知られる同監督だが、今回は不名誉な結果となってしまった。
そして意外にも、昨季プレミアリーグを制覇したチェルシーのアントニオ・コンテ監督も4位と上位に食い込んでしまっている。オッズは8倍。その主な理由として、ジエゴ・コスタとの不和、ロンドンでの生活をあまり好んでおらずイタリアへ戻りたがっているという噂があること、が挙げられている。来季は昨年経験しなかったチャンピオンズリーグとの両立も図らなければいけないだけに、試練のシーズンとなることは間違いないだろう。
一方で、その他ビッグクラブの監督たちは、オッズが非常に高く早期に解任されることはないとみなされている。リバプールのユルゲン・クロップ監督は33倍、トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は40倍、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督、マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督に関しては50倍以上のオッズという結果となっている。
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