「僕の居場所はない」本人は復帰を否定
韓国代表の“最後のピース”はパク・チソン――。
ホン・ミョンボ監督は去る1月8日、記者たちの前で「パク・チソン本人に代表復帰の意思があるかどうかを直接聞きたい」と話した。ホン監督にとってパク・チソンの代表復帰は、監督就任当初から頭の中にあった構想の一つだったという。
対面して直接本人の意思を聞くとのことだが、その時期については「3月にギリシャと親善試合があるので、そのときがいいかもしれない」と明かした。2011年1月のAFCアジアカップを機に代表引退を宣言したパク・チソンが、韓国代表に復帰するかどうかに注目が集まっている。
しかし、肝心のパク・チソン本人は代表復帰に否定的だと言えるかもしれない。昨年6月20日のある記者会見では、「代表復帰はありえない。多くの方が韓国代表を心配していることは理解できるが、復帰を考えていない。引退宣言をするとき、たくさん悩んで結論を出したので、繰り返すつもりはない」と明言。
さらに「ホン・ミョンボ監督が直接説得してきても答えはNOだ」とキッパリと否定していた。また、12月26日にも「まだ韓国代表に復帰する必要性を感じていない。選手たちは頑張っているし、僕の居場所はないと思う。今の韓国代表選手たちは、経験においても実力においてもいい選手たちだと思う」とコメント。残り時間の限られた今、パク・チソンの考えが変わることはありえるのだろうか。