イタリア代表のフェデリコ・ベルナルデスキ【写真:Getty Images】
フィオレンティーナからユベントスへの移籍が決定したイタリア代表MFフェデリコ・ベルナルデスキは、現地時間28日に入団発表を行った。クラブ公式サイトやイタリア複数メディアが会見での同選手のコメントを伝えている。
フィオレンティーナで過去2シーズン背番号「10」を使用していた23歳のベルナルデスキは、ユーベでも伝統の10番を与えられることになる可能性があると予想されていた。だが、会見でお披露目された新しい背番号は「33」という意外なものだった。
背番号の決定について、ベルナルデスキは「クラブと一緒に選んだもの」だとコメント。10番を選ばなかった理由については、「この番号はすごくリスペクトされている。フィレンツェでもそうだったように、それを着るのにふさわしいことをまず示すべきだと思う」と説明している。「来年どうなるか見てみよう。10番は好きな番号だ」と述べ、2年目以降の“10番獲り”に意欲を示した。
33番を選んだのは「宗教的な理由」だともベルナルデスキは語った。イエス・キリストが33歳で死去したとされることから、キリスト教において特別な意味を持つ数字であるとされている。
ユーベの背番号10はかつてミシェル・プラティニやロベルト・バッジョ、アレッサンドロ・デル・ピエロなどが身につけてきた伝統あるユニフォーム。昨年夏にMFポール・ポグバがチームを去って以来空き番号となっている。
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