ローマは２１日、コッパ・イタリア準々決勝でユヴェントスと対戦し、ホームで１－０と勝利を収めた。ルディ・ガルシア監督は戦術の勝利だったと話している。

５日のリーグ戦での対戦で０－３と敗れたローマ。だが、この日は後半のFWジェルビーニョのゴールで勝利し、準決勝進出を果たした。

ガルシア監督は試合後、次のように話している。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。

「相手は素晴らしいチームだった。より勝利を望んだチームが報われたね。前半はボールを保持して、後半は戦略を変えた。ユーヴェを待って、カウンターを仕掛けたんだ。そしてゴールを奪った。戦術の勝利でもあったと思う」

「ローマにはパーソナリティーがあった。プレーを掌握したね。それからは知的にスペースをつくり、正しいタイミングで決めた。戦術が完璧に機能したんだ」

ローマが優勝候補かと問われると、ガルシア監督は次のように話している。

「そうは思わない。まだ素晴らしいチームたちが残っている。（準決勝では）ナポリとラツィオのどちらと対戦したいか？　何も変わらないよ。今はこの勝利を喜ぼう。だが、すぐに次のエラス・ヴェローナ戦のことを考え始めなければいけない」