コルネジャからアウェーゴール持ち帰る【写真:goal.com】
21日のコパ・デル・レイ準々決勝ファーストレグ、レアル・マドリーは敵地コルネジャ=エル・プラットでのエスパニョール戦を1-0で制した。
リーガエスパニョーラでの一戦(1-0)に続き、9日間で2度目となるコルネジャ=エル・プラットでの試合に臨んだマドリー。アンチェロッティ監督はシャビ・アロンソの代わりにイジャラメンディを中盤の底に置く4-3-3を採用し、積極的な攻撃を披露した。
マドリーは18分、セルヒオ・ガルシアの折り返しからピッツィのシュートを許すも、これはクロスバーの上へ。冷や汗をかいたアンチェロッティ監督のチームが先制したのは、25分のこと。アルベロアがクロスを送り、ベンゼマがダイビングヘッドでボールを押し込んだ。また44分には、ペナルティーエリア手前の直接FKからベイルが急減に下降する無回転シュートを繰り出すも、カシージャのセーブに遭った。
後半、マドリーはエスパニョールの反撃を受けながら、カウンターから追加点を目指す。47分にはフィードに抜け出したクリスティアーノ・ロナウドがシュートを打つも、これはGKカシージャがブロック。そのこぼれ球がベイルのひざに当たるも、ボールはクロスバーの上へ飛んだ。さらに63、64分にはアルベロアが立て続けにペナルティーエリア内に侵入したが、いずれのシュートもカシージャに阻まれる。
アンチェロッティ監督はその後にディ・マリア、ベンゼマを下げてシャビ・アロンソ、イスコをピッチに立たせる。84分にはX・アロンソのパスミスをきっかけとしてコルドバに最終ラインを突破されるも、GKカシージャスが落ち着きをもって1対1を制し、失点の危機を回避。1点リードを維持したまま、クロス・ゴメス主審による終了のホイッスルを迎えている。