バルセロナのネイマール【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)は、バルセロナのブラジル代表FWネイマールの獲得に向けた交渉を長引かせるつもりはなく、遅くとも来週までには成立させたい考えのようだ。26日付の仏紙『レキップ』が伝えた。
バルサの誇る強力3トップ”MSN”の一角として活躍し、クラブに多くの成功をもたらしてきたネイマールだが、PSGへの移籍に近づいているとして盛んに報道されてきた。父親がPSGとの交渉を行い、合意に迫りつつあるとの見方もある。
夏の移籍市場は8月末まで開いており、交渉を行う時間はまだ十分に残されている。だがPSGとしては、移籍市場の終盤まで交渉をもつれ込ませるつもりはないようだ。
今週中か、遅くとも来週中までにはネイマールの獲得を完了させたいというのがPSGの考えだとみられている。その期限を過ぎればネイマールの獲得は困難になると予想しているという。
PSGは、ネイマールとバルサの契約に設定された2億2200万ユーロ(約288億円)の契約解除金全額を支払う意志があるようだ。取引が成立すれば移籍金の過去の史上最高額を2倍以上に更新し、まさに世紀の大型移籍となる。
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