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編集日記 12年前

モウリーニョが語るチーム内の軋轢とバルセロナ

『欧州サッカー批評07』、無事に作業が終了し、2月12日に発売となります。今回は徹夜なき校了を目指したのですが、最終的には3日連続で終電帰り始発出社となりました。パワープレー編集(©編集部・川口)に歯止めがかかりません。

text by 植田路生 photo by Kazuhito Yamada

注目はモウリーニョのインタビュー!

『欧州サッカー批評07』、週明けの12日に発売となります。


『欧州サッカー批評07』特集:戦術を壊せ!

 今回の第一特集のテーマは「戦術を壊せ!」。欧州サッカーにおける戦術は常に進化しています。毎年のように新たなトレンドが生まれ、それまで王道とされてきた戦術が時代遅れのものになることもしばしばあります。

 新しい戦術は既存の戦術を破壊することから生まれます。その代表的な監督はジョゼ・モウリーニョでしょう。彼が率いたポルトは、2004年のチャンピオンズリーグでマンチェスター・ユナイテッドを劇的なゴールで下した勢いそのままに優勝。ダークホースに過ぎなかったポルトに栄冠をもたらしたのには、彼の戦術が相手チームを“破壊”したからでしょう。

 その後指揮を執ったチェルシー、インテルでも勝利を重ね、モウリーニョは世界一の監督という評価を得ます。ただ、今彼の地位は絶対的なものではなくなってきています。

 昨季はレアル・マドリーにリーグ優勝をもたらしましたが、今季はバルセロナに大きく遅れをとり、優勝は絶望的。加えて、チーム内での確執も噂されています。そんな揺れる胸中を本誌では直撃しています(ちなみにこのインタビューは日本初公開です)。

 では、その一部を紹介しましょう。

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