チェルシーのクルト・ズマ【写真:Getty Images】
チェルシーは21日、フランス人DFクルト・ズマが新たな6年契約にサインした上で、1年間のレンタルでストーク・シティへ移籍することを発表した。
ズマは2014年夏にサンテティエンヌからチェルシーに加入。2年目の2015/16シーズンにはレギュラーポジションを獲得したが、2月に膝の前十字靭帯損傷の大怪我を負って長期離脱を強いられることになった。
この負傷でフランス代表として母国開催のEURO2016に出場することも不可能となり、2016/17シーズンも大幅な出遅れを余儀なくされた。シーズン終盤には起用される機会もあったが、プレミアリーグ9試合の出場にとどまった。
新シーズンは完全復活に向け、新天地で再出発を図ることになる。だが6年間の長期契約を交わしたことは、22歳とまだ若いズマの将来にチェルシーが大きな期待をかけている証拠だと言えそうだ。
「彼は間違いなく最も才能ある若手DFの一人だ。残念ながら負傷で前進を妨げられたが、負傷前に見せていたような調子を取り戻すための場所を我々は提供できると思う」とストークのマーク・ヒューズ監督はコメントしている。
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