ユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
リバプールのユルゲン・クロップ監督が、MFフィリッペ・コウチーニョの放出を完全に否定した。英メディア『スカイ・スポーツ』などが、指揮官のコメントを伝えている。
『スカイ・スポーツ』は20日、バルセロナがコウチーニョ獲得に7000万ポンドを超える移籍金を用意したと報じた。日本円にして100億円を超える高額オファーに応じるのかが話題になっているが、クロップ監督の返答は変わらない。
今年1月に長期の契約延長に応じたコウチーニョの放出について聞かれた指揮官は、「興味深い質問だ。私の答えはすでに知っているはずなのだからね。すまないが、こういった噂について私が何かを言うことはない」と返答した。
コウチーニョのコンディションがまだ十分ではないと語るクロップ監督だが、「彼のクオリティに疑問の余地はない。彼は本当に優れた選手で、まだ若く、これからもっと成長できる。とても重要なことだ」と述べ、ブラジル人MFの重要性を強調した。
リバプールはコウチーニョを売りに出していないが、バルセロナの補強は失敗に終わるのだろうか。
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