新シーズンに向けて準備を進めるミラン【写真:Getty Images】
この夏の移籍市場で積極的な補強を進めているミランは、ファンからの支持も取り戻すことができているようだ。シーズンチケットの販売が絶好調であることを18日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
移籍市場はまだ1ヶ月以上残されているが、ミランはすでに10人の新戦力を補強。イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチやトルコ代表MFハカン・チャルハノール、ポルトガル代表FWアンドレ・シルバなど次々と新たな選手を獲得し、名門復活に向けた積極姿勢を見せている。
ミランのサポーターも、この補強によりチームへの期待を強めているようだ。17日には2017/18シーズンに向けたシーズンチケットの販売が開始されたが、初日の販売枚数は昨年に比べて「1000%増」という驚異的な増加を見せる結果になったという。
過去数年は低迷を味わっていることが響き、昨年には最終的なシーズンチケット販売枚数が1万6450枚にとどまり、過去30年間で初めて2万枚を下回っていた。今年は3万枚への回復を目標に定めているとのことだが、幸先の良いスタートを切ることができたようだ。
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