コッパ・イタリア準々決勝で再戦【写真:goal.com】
ローマのルディ・ガルシア監督は、21日に行われるコッパ・イタリア準々決勝のユヴェントス戦が重要な試合であることは意識しながらも、セリエAでの優勝争いに影響することはないと主張している。
今季序盤はセリエAで首位を快走したローマだが、前半戦のうちにユヴェントスに逆転を許し、第18節の直接対決では0-3の完敗。勝ち点差を8ポイントに広げられている。
約2週間を経てカップ戦で再戦することになった両チーム。だがローマにはリベンジの意識もなければ、今後のリーグ戦に影響するとも考えておらず、あくまでコッパ準決勝進出を懸けての戦いだとガルシア監督は試合前日に語った。
「リベンジ? そんなことはない。まったく異なる試合だ。コッパ・イタリア準決勝進出のための一発勝負であり、我々が勝ち進めるような戦いをしなければならない。今シーズンの最も重要な試合ではないが、今週最も重要な試合ではある」
「この結果がリーグ戦の行方を左右するとは思わない。満員のオリンピコで戦うことができれば我々にとって非常に大きなアドバンテージになるだろう。やるべきことは、勝ち進むことだけだ」
この試合をスタンドから観戦する予定となっている新加入のMFミシェウ・バストスについては次のように歓迎した。
「彼の加入はローマをより良くするために役に立つものだ。彼と(ラジャ・)ナインゴランを加えて我々はより強くなる。選手層が厚くなり、私には選択肢が増えることになる」