フランクフルトの長谷部誠【写真:Getty Images】
ドイツ1部のフランクフルトに所属する日本代表MF長谷部誠は、現地時間14日に行われたサンノゼ・アースクエイクスとの親善試合に交代出場し、約4ヶ月ぶりの実戦復帰を果たした。クラブ公式サイトが伝えている。
長谷部は今年3月11日に行われた昨季ブンデスリーガ第24節のバイエルン・ミュンヘン戦で自陣ゴールポストに激突してし負傷。右膝の手術を受け、シーズン終盤戦の欠場を余儀なくされた。
新シーズン開幕までに復帰することを目指し、プレシーズンのアメリカ遠征に帯同している長谷部は、14日の試合に61分から交代出場して約30分間プレーした。サガン鳥栖から加入したMF鎌田大地も出場したが、試合は1-4で敗れる結果に終わっている。
「色々な状況はありますが、もっと改善しなければならないのはもちろんです。必死に頑張る必要がありますね」と長谷部はチームの敗戦についてコメント。だが自身の復帰については「ピッチに戻ってこれたのは良い感触でした。これから一歩ずつ進んで、シーズン開始までには状態を整えたいと思います」と前向きな姿勢を見せている。
フランクフルトは17日にも米国でコロンバス・クルーとの対戦を予定している。その後は欧州へ戻り、24日からイタリア北部での2次キャンプを行ってシーズン開幕への準備を進める。
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