ドルトムントでプレーするフランス代表FWウスマン・デンベレ【写真:Getty Images】
ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は同クラブに所属するフランス代表FWウスマン・デンベレを放出する意思はないようだ。4日付けの独メディア『fussball.news』が報じている。
昨季公式戦49試合に出場し10ゴール21アシストを記録したデンベレに対してはマンチェスター・シティやパリ・サンジェルマン、バルセロナなどが興味を持っていると伝えられていた。
そんなビッグクラブの動きに対しツォルクSDは「我々が昨季見た彼の活躍は素晴らしいものだった。それは個人的な成長だけでなく、チームにとっても大きな意味をもたらせた。それ故、放出はない、絶対にない」とデンベレの移籍を完全否定した。
デンベレ本人も現地時間6月13日に行われたイングランド代表との親善試合の後「私はドルトムントと(2021年まで)契約が残っている」と残留を強調していた。
2016年にレンヌからドルトムントに移籍した当時、1500万ユーロ(約18億円)だった20歳の市場価格は現在4倍に当たる6000万ユーロ(約72億円)以上となっている。
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