今年に入って未勝利のインテル【写真:goal.com】
インテルは19日、セリエA第20節でジェノアと対戦し、敵地で0-1と敗れた。ワルテル・マッツァーリ監督は「すべてがうまくいかない」と落胆を表している。
DF長友佑都がフル出場した一戦、インテルはゴールを奪えずにいると、終盤にセットプレーから失点して敗れた。インテルは2014年になって公式戦でまだ白星を手にすることができていない。
マッツァーリ監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように話している。
「今はすべてがうまくいかない。チームに非難すべきところはまったくなかった。我々はもっとコーナーキックの場面で集中しなければいけない。そこからジェノアのゴールが生まれた。それに、チャンスをつくったときにもっと決定力がなければいけなかった」
「すべてがうまくいかないときは、ポジティブであり続けることが必要だ。どうして今日の試合でゴールを決められなかったのか、説明するのは難しい。今はこういう時期なんだ。大事な勝ち点を落としてしまっており、だからこそいらいらするね」
それでも、マッツァーリ監督は今季を土台にしていきたいと強調している。
「インテルのような歴史的なクラブがこういう特殊な時期にあるということを理解させるのは難しいことだ。その上で、我々はできるだけ高いところを目指す。今季の土台から、インテルを再びトップへと引き上げていくんだ」
最近の試合で判定への不満が続いてるインテルだが、マッツァーリ監督はこのように語った。
「ジェノアにハンドがあった? シーズンが終わるまで判定については話さない。それに、5回6回とゴールチャンスを外しているなら、審判のせいだと話すのは難しいだろう」