元フランス代表のジブリル・シセ【写真:Getty Images】
元フランス代表FWのジブリル・シセは、スイス3部のイヴェルドン・スポールFCに加入して現役復帰を果たすことになった。
現在35歳のシセは、2014/15シーズンをフランス・リーグアン(1部)のバスティアで過ごしたあと、フランス海外県レユニオンのサン=ピエロワーズで短期間のみプレー。その後はプレーから遠ざかりながらも現役続行への意欲を見せていたが、今年2月に引退を表明した。自身のファッションブランドも持つシセは、今後は「情熱を音楽とファッションに向ける」と話していた。
だがそれから5ヶ月を経て、シセは再びピッチ上に戻ることになった。3日には新クラブのユニフォーム姿や練習風景をインスタグラムで投稿し、「今シーズンはイヴェルドンの選手になる。ピッチに戻ってくることができてすごく嬉しい」とコメントしている。
報道によれば、シセはイヴェルドンと1年契約を交わしたとのこと。イヴェルドンは昨季スイス4部で優勝を飾り、新シーズンは3部で戦うことになる。
シセはオセールでキャリアを開始し、リバプール、マルセイユ、サンダーランド、パナシナイコス、ラツィオなどでプレー。リーグアンでは2度の得点王に輝いた。フランス代表としても2002年、2010年のワールドカップ出場など41キャップ9得点を記録している。
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