ガラタサライのヴェスレイ・スナイデル【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのサンプドリアは、ガラタサライのオランダ代表MFヴェスレイ・スナイデルの獲得から手を引くことを決めたようだ。2日付のイタリアメディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
スナイデルはかつてインテルに所属し、2010年の3冠達成などに大きく貢献。2013年にトルコへ移籍したが、サンプが獲得に動いているとして、4年ぶりのセリエA復帰の可能性もあるとみられていた。
だが、イタリア復帰は幻に終わりそうだ。サンプはフィオレンティーナからスロベニア代表MFヨシプ・イリチッチの獲得が濃厚となっていることもあり、スナイデルは不要だと判断したとのこと。マルコ・ジャンパオロ監督はもともと獲得に乗り気ではなく、クラブ主導で獲得が実行されれば辞任する可能性もあったという。
スナイデルが移籍するか否かは、日本代表FW本田圭佑の去就にも影響することになるかもしれない。ミランとの契約が満了した本田に対してガラタサライがオファーを出したとの報道もあり、トルコメディアではスナイデルの代役としての補強という見方も伝えられていた。
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