サンフレッチェ広島の森保一監督【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第17節の浦和レッズ対サンフレッチェ広島戦が1日に行われ、浦和が4-3で勝利を収めた。
前半終了間際に浦和が2点を先行する展開となったが、後半に入って広島が反撃に転じ3-2と逆転。だが浦和は終盤に2点を奪って再逆転し、二転三転した激戦はホームチームに軍配が上がった。
広島の森保一監督は試合後の会見で、「選手たちは今持っている力を全て出し切って戦ってくれた。自信を持ってほしい」とチームの戦いぶりには賛辞を送った。「結果は悔しいものとなったが、受け止めて次に進んでいきたいと思う」と冷静に敗戦を受け入れている。
3-3に追いつかれる展開となったことで、「最低でも勝ち点1を持ち帰るべきだった」と話す森保監督だが、浦和の猛攻を持ちこたることはできなかった。「浦和の圧力の方が我々より上回っていた」と逃げ切れなかった理由について語った。
これで4連敗となった広島の順位は17位のまま変わらず、降格圏を脱出することはできていない。「心が折れそうになっても戦い続けないと、(残留圏の)15位というところには這い上がっていけない。メンタル的にダメージは受けていると思うが、また立て直さなければならない」と指揮官は諦めない姿勢を強調している。
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