スタジアムのゲートが開かず(写真はイメージ)【写真:Getty Images】
アフリカのカーボベルデで、国内選手権の準決勝の試合が信じられないような理由で延期される事態となった。30日付の英メディア『BBC』が伝えている。
大西洋上の島国であるカーボベルデでは、参加チームが複数のグループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの上位チームがプレーオフを戦う形で国内選手権が行われる。先月27日には準決勝1stレグでウルトラマリーナとミンデレンセの対戦が予定されていた。
だが試合当日に、ホームチームであるウルトナマリーナの本拠地オルランド・ロドリゲス・スタジアムの鍵を持つ政府職員が姿を現さず、両チームや観客は会場入りできなかったとのこと。スペアキーも見つからず、結局試合は延期されることが決まった。
カーボベルデのサッカー連盟はこの事態を受け、日曜日に予定される2ndレグを先に開催することを発表。ホームゲームを開催できなかったウルトナマリーナに対しては処分を下すための調査が開始されており、最悪の場合は降格処分などの可能性もあると伝えられている。
【了】