内田篤人【写真:元川悦子】
シャルケの内田篤人が、日本代表への復帰について言及した。
内田は膝に重度の負傷を抱えており、シャルケでも今季の公式戦出場は1試合に留まっている。日本代表もヴァイッド・ハリルホジッチ監督が就任して2試合目となるウズベキスタン戦を最後に招集から遠ざかっている。
欧州への出発前の空港で取材に応じた内田は、日本代表への復帰を尋ねられたことに対して「そう言ってもらえるのはありがたい」としながらも、「まずは試合に出ること、チームで活躍しないとその先はないと思っているので、代表は1回置いといて」と、まずはシャルケでのプレーに専念することを強調した。
アジア最終予選を戦う日本代表は、次節のオーストラリア戦に勝利すれば6大会連続のW杯出場権を獲得する。ロシアW杯まで残り1年に迫っているが、内田が本大会のメンバーに含まれるかどうかは未知数だ。
「代表とかW杯とかが全てじゃなくて、自分の中でどうやったらサッカーがうまくなるのかなって考えて移籍もしてきたし、チームも決めてきた。W杯のために今ここに残った方がいいとか、あまり考えてない」と、日本代表復帰やW杯を過度に意識していないと述べた。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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