モイーズは同意せず【写真:goal.com】
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、19日に行われるプレミアリーグ第22節マンチェスター・ユナイテッド戦を前に、ユナイテッドがFWウェイン・ルーニーを国外のクラブに売却するのではないかとの予想を口にしている。
昨年夏にはルーニーの獲得を熱望していたモウリーニョ監督。移籍市場での唯一のターゲットだと明言し、ユナイテッドからの退団を希望していたと見られるルーニーをチェルシーに引き抜こうと画策していた。
結局ユナイテッドはルーニーの放出に応じることはなかった。その経緯を振り返るモウリーニョ監督のコメントをイギリス『デイリー・メール』が伝えている。
「ルーニーの状況に対するユナイテッドのアプローチは明確だった。選手の交換はしないし、売ることもない。それが変わるとは思えない。彼らの態度ははっきりしていた」
「今年の夏も同じかって? おそらく今年の夏には、直接のライバルではないクラブに売ろうとするんじゃないかな。国内の直接のライバルに売らないという彼らの姿勢は明確だった」
一方でモイーズ監督はこの主張に反論しつつ、モウリーニョ監督を非難することは避けた。
「私が言えるのは、同意しないということだけだ。ルーニーはブラジル(ワールドカップ)には行くがね」
「誰にもそれぞれのスタイルがある。私はほかのクラブの監督や選手について話をするつもりはない」
なお、話題のルーニーはそけい部の負傷のため19日のチェルシー戦を欠場することが決定している。