苦い思いをした古巣に…【写真:goal.com】
ジェノアのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、19日のセリエA第19節で対戦するインテルについて、2006年のスキャンダルがなければ勝てない時代が続いただろうとの見解を示した。
2011年夏にインテルの指揮官に就任したものの、公式戦5試合で無敗と成績不振で解任されたガスペリーニ監督。イタリア『レプッブリカ』で、同監督は2006年に発覚したカルチョーポリ(不正スキャンダル)でインテルが勝利を手にするようになったと述べている。
「カルチョーポリとともに変わったんだ。カルチョーポリでユヴェントスは壊滅した。そうじゃなければ、インテルは勝てないのが続けていただろう」
18日の会見で、ガスペリーニ監督はこの件についてこう話した。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
「インテルはカルチョーポリ以降に生かして勝った。だが、いずれにしてもビッグチームだったよ。重要だったのは、2007年以降だ。(ロベルト・)マンチーニが始め、そしてファンタスティックなチームをつくった(ジョゼ・)モウリーニョが立役者となった」
「イタリアではあの時期、インテルが圧倒的に支配していたし、最強のチームだったね。だが、その時期を別にして、その前も後も、素晴らしい選手たちがいたにもかかわらず、インテルは結果を残すのに苦戦した」