陸上競技引退後ドルトムントの練習に参加することを認めたウサイン・ボルト【写真:Getty Images】
“人類最速の男”として知られるジャマイカ人のウサイン・ボルトが、陸上競技を引退した後プロサッカー選手として新たにキャリアをスタートさせる意思があることを明かした。スペイン紙『アス』が伝えた。
チェコのオストラヴァで行われた『ゴールデン・スパイク』競技会に参加したボルトは記者会見にてサッカー選手に転向する可能性があることを認めた。
「もう約束はしてある。僕は彼らと一緒に練習をするよ。練習をしてどうなるか見てみてみよう。もし良かったら彼らと一緒にプレーする意思があると伝えるし、だめだったら黙っているよ」
ボルトの言う“彼ら”とは日本代表の香川真司も所属するボルシア・ドルトムントの選手たちのことである。スポンサー上の関係から練習参加にこぎつけるところまで行けたようだが、以前から報道されていたボルトのドルトムントでの練習説は本当に実現するようだ。
ボルトは今年8月に行われる世界陸上後に引退する意向を示している。ブンデスリーガの開幕戦は8月18日であるため、もし万が一チームの一員になるとすれば開幕に向けて少し出遅れることになるだろう。
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