Jリーグは27日に行われた理事会で、2018年以降のJ1・J2の昇格・降格決定方法を変更することを決定したとして発表を行った。
現行方式では、18チームで構成されるJ1のうち成績下位の3チームが翌年のJ2に自動降格。J2からは成績上位2チームが自動昇格し、3位から6位までの4チームがプレーオフでもう1つの昇格枠を争っている。
新たに決定された方式では、J1のリーグ成績による自動降格は下位2チームのみとなる。J1の下から3番目にあたる16位のチームと、J2の昇格プレーオフを勝ち抜いたチームが対戦し、翌年のJ1残留または昇格を争う。これまでJ2の4チームで開催されていたプレーオフが、J1の16位を加えた5チームによる「J1参入プレーオフ(仮称)」として再編成される形となる。
新方式は2018年から導入される。現在行われている2017シーズン終了後の昇格・降格は従来通りの方式での決定となる。
過去には2004年から08年までの5シーズンにわたってJ1の16位とJ2の3位による入れ替え戦が実施されていた。来シーズンより10シーズンぶりに入れ替え戦が復活することになる。
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