レバークーゼンのケビン・カンペル【写真:Getty Images】
スロベニア代表MFケビン・カンペルは所属するレバークーゼンを退団するようだ。26日付けの独紙『キッカー』が報じている。
カンペルは取材に対し「私はレバークーゼンを去る。これは事実だ」と退団を明言した。また、移籍を決断した理由について「(ロジャー)シュミット監督の解任だ」と今年3月に成績不振で解任された前レバークーゼン監督の存在を挙げた。
一方で「どこに行くかは全く決まっていない。私は多くのオファーをもらっているからね」と話すにとどまった。
記事によると、新天地は現在シュミット氏が監督を務める中国スーパーリーグの北京国安が有力候補に挙がっていると伝えている。レバークーゼンのルディ・フェラーSD(スポーツディレクター)も北京国安からのオファーを認めたうえで「彼に対してはそれ以外にも複数のクラブからの照会が届いている」と話している。
カンペル自身も「私はたくさんのオファーをもらっている。もし中国に行くとしたらそれはロジャーがいるからだ」とザルツブルク、レバークーゼン時代に指導を受けた指揮官への熱い想いを語った。
2020年までクラブとの契約を残しているカンペルは今季リーグ戦30試合に出場した。
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