パコ・アルカセル【写真:Getty Images】
バルセロナのFWパコ・アルカセルは、移籍の意思が全くないようだ。スペイン紙『マルカ』のインタビューで語った。
スペイン代表のパコ・アルカセルは、昨年夏にバレンシアからバルセロナに移籍した。しかし、リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの『MSN』からポジションを奪うことは難しく、出場機会は限られた。
それでも選手に不満はない。移籍を考えたことはないかと問われた同選手は「全くない」と返答。「バルセロナを離れるつもりは一切ないよ。クラブは僕を信頼してくれている。ここに長くいたい。ハードワークを続けて向上していくよ」と語った。
さらにパコ・アルカセルは、「サッカーは別として、全選手から謙虚な面を学んだ。悪い雰囲気はないし、それはとても重要なことだ。それに世界最高の選手たちから学ぶことができる。メッシ、スアレス、ネイマールから多くのことを学んでいるよ。それは大きな喜びだ。彼ら3人だけじゃなく、チームメートみんなについて言えることだね」と、バルセロナで過ごした一年間の成長を話している。
リーガ21試合に出場して6ゴールを決めたパコ・アルカセルは、途中出場が14回だった。23歳という伸び盛りの時期にベンチを温めることへの不安はあるはずだが、バルセロナでしか得られないものに価値を感じているようだ。
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