レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、マドリーに残留するのか移籍するのかの決断をまだ下してはいないようだ。C・ロナウドとは仲の良い友人であるというリールのルイス・カンポスSD(スポーツディレクター)がフランス『TF1』に明かしている。
過去の脱税疑惑により起訴されたことに嫌気が差したC・ロナウドがマドリーからの退団を決意したとして、この夏の去就が大いに騒がれる事態となった。古巣マンチェスター・ユナイテッドやパリ・サンジェルマンなどへの移籍の可能性が取りざたされたが、考え直して残留に傾きつつあるという見方もある。
C・ロナウドと同じポルトガル人であり、仲の良い友人でもあるというカンポス氏は、C・ロナウドと話をしたとして同選手の考えの一部を明かしている。「彼は私に、よく考えるために数日間必要だと言った。それが普通のことだ」とカンポス氏は語る。
「今のレアル・マドリーの状況は少々緊迫しているが、それも普通だ。クリスティアーノは正しい決断を下すために時間をかけることになるだろう。クリスティアーノと話をしているが、彼は税金の問題に非常に驚いている。今起こっていることに傷心している」
C・ロナウドは現在ポルトガル代表としてコンフェデレーションズカップに出場中。会見では試合についてのコメントなどは述べるが、去就騒動については口を閉ざし続けている。
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