モナコのキリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】
フランス代表FWキリアン・ムバッペをチームに引き留めたいモナコは、同選手に対して現在の年俸を約9倍に引き上げる新契約を準備しているという。25日付の仏紙『ル・ジュルナル・ドゥ・ディマンシュ』が伝えている。
まだ18歳のムバッペだが、2016/17シーズンのモナコではチームの躍進に大きく貢献。公式戦48試合に出場して26ゴールを記録し、リーグアン優勝やチャンピオンズリーグ準決勝進出の立役者の一人となった。
欧州で最も将来を有望視される若手の一人となったムバッペに対しては、当然ながら各国ビッグクラブが関心を示している。特にレアル・マドリーやパリ・サンジェルマンが獲得に熱心な姿勢を見せていると報じられている。
だがモナコは、あと1年だけでもムバッペを引き留めるため手を尽くそうとしているようだ。昨年最初のプロ契約を結んだムバッペは月8万ユーロ(約997万円)の報酬を得ているが、これをチーム最高額であるFWラダメル・ファルカオと同等の70万ユーロ(約8700万円)前後まで引き上げる新契約が準備されているという。
同じく『ル・ジュルナル・ドゥ・ディマンシュ』によれば、レアル・マドリーはムバッペを獲得するため移籍金1億3000万ユーロ(約162億円)にボーナスを加える条件を提示しているという。18歳の有望株はどのような決断を下すのだろうか。
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