元クロアチア代表のイビチャ・オリッチ【写真:Getty Images】
元クロアチア代表FWのイビチャ・オリッチは、現役引退を表明したとされる報道を否定し、オファー次第ではプレーを続行する意志を見せている。母国クロアチアの『スポルツケ・ノヴォスティ』に語った。
オリッチはドイツのブンデスリーガで10年間以上プレーし、クロアチア代表として100キャップ以上を記録した37歳の大ベテラン。2016/17シーズンをドイツ2部の1860ミュンヘンで過ごしたあと、現役引退の意志を表明したと独紙『ビルト』が伝えた。
だがオリッチは、母国のメディアに対してそれを否定。「僕が引退するということをビルトが伝えたのは知っているが、それは事実ではない」と話している。
「最後の試合を終えたかもしれないし、そうではないかもしれない。去年の夏と同じだ。自分にとって良いオファーがあれば続けるだろうし、そういうオファーがなければ引退でも構わない」とオリッチはコメント。現時点では決断を下してはいないと説明した。
オリッチは母国クロアチアのクラブやロシアのCSKAモスクワを経て、2007年からドイツでプレー。ハンブルガーSV、バイエルン・ミュンヘン、ヴォルフスブルクに在籍し、バイエルンではブンデスリーガ優勝やチャンピオンズリーグ準優勝にも貢献した。
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