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“韓国のメッシ”、バルサB昇格失敗でも残留を希望か。ドイツ強豪からオファーも…

text by 編集部 photo by Getty Images

イ・スンウ
バルセロナ下部組織所属のイ・スンウ【写真:Getty Images】

 バルセロナの下部組織に所属するU-20韓国代表FWイ・スンウは、現在所属するフベニールA(U-17~19相当)からバルセロナBに昇格できないとしてもクラブに残ることを望んでいるという。23日付のスペイン紙『ムンド・デポルティボ』が伝えている。

 “韓国のメッシ”とも呼ばれるイ・スンウは2011年からバルサの下部組織でプレー。だが、トップチームに次ぐカテゴリとなるバルサBへの昇格は難しくなったという見方が伝えられている。一方で、ドイツのボルシア・ドルトムントやシャルケなど強豪クラブからのオファーも届いているという。

 仮にバルサBに昇格できたとしても、その上のトップチームに昇格し、リオネル・メッシやネイマールら強力FW陣を相手に出場機会を得るのはさらに困難な道となる。トップレベルでの出場機会を得るためには、ドイツからのオファーに応じるのが近道となるかもしれない。

 だが本人の希望は、あくまでバルサで成長を続けることだと伝えられている。バルサBは現在セグンダB(3部)から2部への昇格に向けたプレーオフを戦っており、昇格が濃厚な状況。Bチームが2部昇格を果たした場合、その下にCチームを創設することが構想されている。

 イ・スンウはそのCチームでプレーすることになるとしてもバルサに残ることを望んでいる模様。「セグンダA(2部)が不可能ならセグンダB(3部)でも、トップレベルの選手になれるだけのクオリティーを持っていると示すことができると彼は確信している」と『ムンド』は伝えている。

【了】

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