バルセロナ・フベニールAのイ・スンウ【写真:Getty Images】
バルセロナのフベニールA(U-17~19相当)に所属するU-20韓国代表FWイ・スンウは、そのひとつ上のカテゴリーとなるバルセロナB昇格にできない可能性があるようだ。スペインでの報道を引用する形で『韓国日報』など複数韓国メディアが報じている。
“韓国のメッシ”の異名を持つイ・スンウは2011年にバルセロナの下部組織に加入。しかし、バルセロナが未成年選手登録規定違反によってFIFAから補強禁止処分を下されたことにより、当時17歳のイ・スンウはおよそ半年間に渡って公式戦出場が不可能となった。
日本人選手では同じくバルセロナの下部組織に所属した久保建英が、公式戦の出場禁止処分を受けてFC東京U-15むさしへの移籍を余儀なくされている。
処分後には再びバルセロナの下部組織でのプレーを再会させたイ・スンウだが、高い評価を得られずバルセロナB昇格は困難になっているという。
イ・スンウにはドルトムントやシャルケなどブンデスリーガのクラブが興味を持っていると報じられていたが、『韓国日報』紙は「バルセロナB昇格の可能性はまだ残されている」と伝えているようにまだ希望は捨てていないようだ。
同紙によれば、イ・スンウは26日にスペインへと渡り本格的な交渉に入るという。また、欧州複数クラブから届いているオファーも検討するようだ。
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