テネリフェに所属する柴崎岳【写真:Getty Images】
加入当初はテネリフェの環境に馴染めず出遅れた柴崎岳だったが、シーズン終盤になってチームにフィットし重要な役割を果たすようになった。1部昇格プレーオフでは2戦連続で得点に絡んでいる。21日にスペイン紙『マルカ』が柴崎の仕事ぶりを評価した。
プレーオフ準決勝ではリーグ5位のカディスと対戦し、アウェイの1stレグで0-1の敗戦を喫する展開でスタート。しかし、ホームの2ndレグで柴崎がゴールを決めると、延長戦の末に2戦合計1-1となり、順位が上のテネリフェ(リーグ4位)が決勝進出を果たしている。そして、決勝戦の1stレグではサンスの得点をアシストし1-0の勝利に貢献していた。
同紙はタイトルに「柴崎岳、後期に入り決定的な重要性を持つ」とつけ、「プレーオフの主人公になっている」とコメントしている。テネリフェでは”セイント(聖人)シバサキ”というニックネームを付けられるほど、ファンに愛される存在となった。
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