ローマとの交渉も伝えられるが…【写真:goal.com】
元ブラジル代表監督のドゥンガ氏は、ナポリが獲得に近づいていると見られるアル・アインMFミシェウ・バストスのイタリアでの活躍を確信しているようだ。
昨年夏にリヨンからUAEのアル・アインへ移籍したバストスだが、クラブは彼のプレーに満足しておらず、わずか半年での放出を検討していると見られる。バストスは左サイドバックでの起用に不満を漏らし、より前のポジションでのプレーを訴えていると伝えられている。
ナポリだけではなくローマも獲得に向けた交渉を進めていると報じられるバストスだが、今週末にはナポリでメディカルチェックを受ける見込みという報道もある。代表監督としてバストスを指揮した経験のあるドゥンガ氏は、ナポリが同選手を獲得するという前提で、イタリア『ラジオ・キス・キス・ナポリ』で推薦の言葉を述べている。『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。
「ナポリがバストスを獲得するなら本当に大きな補強だ。非常に力強い選手で、ダッシュ力に優れており、25~30メートルの距離で素晴らしく速い。最初はサイドバックだったが、より前の位置に移ってきた。ドリブルやスピード、シュートや得点感覚があるからだ」
「代表ではサイドバックとして招集したが、非常によくやってくれた。(ラファエル・)ベニテスはもちろん彼のことをよく知っているだろう。現在では違いを見せられる選手は多くない。守備がしっかり固められてスペースの少ないイタリアでは、中距離や長距離からシュートを打てるバストスのような選手が必要だ」