ジャンルイジ・ドンナルンマ【写真:Getty Images】
ミランのGKジャンルイジ・ドンナルンマは、クラブとの契約延長に応じないことを決めた。この決定に大きくかかわったとみられるミノ・ライオラ代理人が、今回の騒動について説明している。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。
ミランの下部組織で育ったドンナルンマは、同クラブの将来を担っていくことが期待されていた。しかし、18歳の若手GKはあと1年となった契約を延長しないと決断。当然、ファンの怒りは爆発している。
ライオラ氏によると、ドンナルンマは「もともと契約延長を望んでいた」とのこと。だが、「多くの脅迫があり、クラブも大して守ってくれなかった」「家族に対する死の脅迫もあった」ことで、信頼関係がなくなっていったようだ。
ドンナルンマは時間をかけて決断したかったという。そんな状況でクラブからプレッシャーをかけられたことも原因だったそうだ。同代理人は、「リーグ戦残り4試合のところで(スポーツディレクターのマッシミリアーノ・)ミラベッリが圧力をかけてきた。それから一方的に6月13日を最終期限に設定してきた。こんな脅迫めいた形でイエスと言うことはできなかった」と述べている。
ライオラ氏によると、ミラン側は契約延長に応じなければ一年間のスタンド生活が待っているとも話していたという。
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