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テネリフェ監督、決勝点の柴崎岳を称賛。「いつも落ち着いてプレーできる」

text by 編集部 photo by Getty Images

柴崎岳
テネリフェの柴崎岳【写真:Getty Images】

 現地時間18日にスペイン1部昇格プレーオフ準決勝2ndレグの試合が行われ、テネリフェはホームでカディスと対戦。120分間で1-0の勝利を収めて決勝進出を果たした。

 テネリフェは前半34分、柴崎岳の移籍後2点目となるゴールで先制。右からのクロスがゴール前を横切って左サイドに流れたところを押し込んだ。2試合のトータルスコア1-1で延長へもつれ込み、そのままのスコアで延長を終えたことで、レギュラーシーズンの順位で上回るテネリフェが決勝へ進むことになった。

 試合後の会見でのテネリフェのホセ・ルイス・マルティ監督のコメントを、地元紙『エル・ドルサル』などが伝えている。延長終盤にかけてカディスにゴールを脅かされたこともあり、「幸運にも恵まれた」と話す指揮官だが、「延長前には選手たちに気持ちを込めて戦うよう要求した。ファンとともに成し遂げることができた」と勝利を喜んだ。

 決勝ゴールを挙げた柴崎には、「非常に高いクオリティーを持った選手だ」と賛辞。「決して苛立つことはなく、落ち着いてプレーすることができる。チーム全体での仕事として、普段どおりにプレーを実行してくれる」とコメントしている。

 プレーオフ決勝では、前日の17日に決勝進出を決めていたヘタフェと対戦する。テネリフェは21日の1stレグまでわずか中2日であり、延長戦も戦ったことから、「ヘタフェにアドバンテージがある」とマルティ監督。「今日家に帰るまでは喜んで、一晩休んだらヘタフェのことを考えなければならない」と選手たちに気持ちの切り替えを促した。

【了】

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