韓国代表監督を解任されたウリ・シュティーリケ氏【写真:Getty Images】
韓国サッカー協会(KFA)は15日、韓国代表のウリ・シュティーリケ監督を解任した。現役時代にはレアル・マドリーでも活躍したドイツ人の解任劇を、母国メディアも報じている。
独紙『ビルト』は、「シュティーリケ解任! 韓国は今、母国人監督を探している」と題して報道。ロシアW杯アジア最終予選で韓国代表が低迷していることを紹介しつつ、最後には「彼は再び失業者となった」と伝えている。
『東亜日報』など複数の韓国メディアによれば、後任監督はホ・ジョンム氏が最有力候補になるという。
その他にもリオ五輪やU-20W杯で韓国代表を率いたシン・テヨン監督、現役時代には千葉や京都、磐田といったJクラブでプレーしFCソウルなどでも監督を務めたチェ・ヨンス氏も挙げられていた。
しかし、南アフリカW杯のアジア最終予選を通過し、本大会でも国外開催では韓国史上初となる決勝トーナメント進出を果たすなどの実績を残したホ・ジョンム氏が、KFAの条件に最も合致する人物だとされている。
韓国はグループAで本大会出場圏内の2位に位置しているものの、3位のウズベキスタンに勝ち点1差で迫られている。次節は本大会出場を決めているイランと対戦し、最終節ではウズベキスタンとアウェイで直接対決を迎える。
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