トマ・ルマール、アレクサンドル・ラカゼット、キリアン・ムバッペ(左から)【写真:Getty Images】
アーセナルは、来季の新戦力としてフランス代表の3選手を狙っているようだ。英紙『テレグラフ』が報じている。
同紙によれば、ターゲットとなっているのはモナコのFWキリアン・ムバッペ、同じくモナコのMFトマ・ルマール、リヨンのFWアレクサンドル・ラカゼットだという。
現有戦力ではチリ代表FWアレクシス・サンチェスの退団が濃厚とされており、バイエルン・ミュンヘン移籍が有力視されている。またドイツ代表MFメスト・エジルも去就が不透明となっており、アーセナルはこの夏で2大エースを失う可能性もある。
そこでアーセナルは代役として3人のフランス代表に注目しているようだ。英紙『ザ・サン』は3人の合計移籍金は2億ポンド(約280億円)に上ると伝えている。
アーセナルは過去にもラカゼットの獲得に動いていたが失敗に終わっている。昨年7月にはリヨンがアーセナルから届いた3000万ポンド(約42億円)のオファーを断ったと公式声明で発表していた。
『テレグラフ』紙によれば、今夏ラガセットを獲得するとなれば2倍の6000万ポンド(約84億円)が必要だとしている。
また18歳のムバッペにはレアル・マドリーなどのビッグクラブも関心を示している。その移籍金は1億ポンド(約140億円)ともいわれており、今夏の移籍市場における目玉選手である。
21歳のルマールは今季のフランス・リーグアンで34試合に出場し、9得点11アシストを記録。今年3月にフランス代表に初招集された。
今季のプレミアリーグでは5位に終わり、来季のチャンピオンズリーグ出場権を逃したアーセナル。果たして“フランス革命”は起きるのだろうか。
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