中国で急死した元コートジボワール代表MFシェイク・ティオテ【写真:Getty Images】
中国で元コートジボワール代表MFシェイク・ティオテが急死したニュースは世界中に大きな驚きを与えたが、所属クラブは練習場に救命道具を設置していなかったようだ。英紙『デイリー・メール』が報じている。
過去にプレミアリーグのニューカッスルなどでプレーし、2014年ブラジルW杯では日本戦で先発出場した経歴もあるティオテは、今年2月に中国2部の北京控股に加入。
しかし、今月5日の練習中で突然倒れ、搬送された病院で死亡が確認された。報道では頭部からの落下や心臓発作など様々な原因が指摘されているが、いまだ死因は不明のままである。
同紙によれば、北京控股は練習場に救命道具を設置しておらず、医療施設も劣悪だという。同じく中国の2部の深センFCを率いていたスヴェン・ゴラン・エリクソン監督は「基本的に彼らには医療施設がない。伝統的な漢方薬に頼っている」と過去に発言していた。
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