2012年からレアル・マドリーとの移籍交渉を行っていたモナコのFWキリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】
現地時間13日に行われたフランス対イングランドの親善試合終了後、フランス代表FWキリアン・ムバッペは移籍が噂されるレアル・マドリーとの関係について意外な事実を明かした。スペイン紙『アス』が伝えている。
「マドリーは僕が14歳の時から獲得をしようとしていた」
今季モナコで大ブレイクを果たした18歳のムバッペの獲得に向け、1億3500万ユーロ(約167億円)を準備しているとされるマドリーは、5年近く前からその才能に注目して引き抜きを画策していたことになる。マンチェスターユナイテッドやアーセナルといったイングランドのビッグクラブも同選手の獲得を熱望しているが、マドリーのムバッペ獲得への熱意は他と一線を画すものであるようだ。
さらにはマドリーの指揮官のジネディーヌ・ジダン監督も「2012年にムバッペがマドリーの施設見学に来ていた時、すでに移籍は大筋で合意に達していた」と語っているようで、マドリーとムバッペの間には予想以上に深い関係があると見られる。
今季は国内リーグとチャンピオンズリーグの二冠を獲得し、来季へ向けてさらなる戦力の充実を図りたいレアル・マドリー。今夏の移籍市場で5年越しの思いに決着はつくのだろうか。
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