フランス代表とイングランド代表【写真:Getty Images】
現地時間13日にフランスのスタッド・ド・フランスでフランス代表対イングランド代表の親善試合が行われた。この試合前、イングランドが国歌を歌う際にフランスのサポーターも混ざり、スタジアム全体でイングランド国歌「ゴッド・セイヴ・ザ・クィーン」を大合唱した。14日に英メディア『ESPN FC』が報じている。
イギリスのテリーザ・メイ首相とフランスのエマニュエル・マクロン大統領も訪れた今回の試合。同メディアによると、先にフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」が歌われた後に、イングランドの国歌が歌われた。その際、スタジアムの大型ビジョンにイングランド国歌の歌詞が映し出され、フランスのサポーターも混ざって大合唱したとのこと。
イングランドでは、ロンドン橋やマンチェスターでテロ事件が発生している。反対にフランスでは2015年11月にテロ事件が起きた。お互いにテロ事件の被害者でもある。両チームの国歌斉唱が終わった後、選手たちはピッチ中央に集まりスタジアム全体で黙祷を捧げた。
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