エバートン移籍が近づくマラガ所属のFWサンドロ・ラミレス【写真:Getty Images】
スペイン1部・マラガに所属するFWサンドロ・ラミレスのエバートン移籍が近づいている。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えた。
今季国内リーグとカップ戦で合わせて16ゴール5アシストをマークしたバルセロナ下部組織出身の若手FWは、今夏の移籍市場において注目の選手の1人となっている。21歳という若さで目覚ましい結果を残した上、移籍金も600万ユーロ(約7億2000万円)と格安であることを考えれば獲得を熱望するクラブが多いのも納得がいく。
しかし、最終的にはエバートンへの移籍で決着がつきそうだ。当初はアトレティコ・マドリーへの移籍を希望していたサンドロであるが、最終的にアトレティコへのFIFAによる補強禁止処分撤回がなされなかったことが移籍断念の要因となってしまった。
同紙によると、11日の日曜にはサンドロ自身がエバートンのホームタウンであるリバプールへ出向いて移籍交渉に臨んだという。エバートン側としては、移籍のうわさが絶えないエースFWロメル・ルカクの退団に備えて何としても新たな得点源となりうる若手ストライカーを獲得しておきたいところだろう。
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