バイエルンに加入したセルジュ・ニャブリ【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンは11日、ブレーメンからの退団が発表された21歳のドイツ代表FWセルジュ・ニャブリと3年契約で獲得。しかし、すぐにレンタル移籍の形で放出される可能性があるようだ。13日に独メディア『シュポルトワン』が報じている。
昨年8月に開催されたリオ五輪にニャブリは参加し、合計6得点で大会得点王に。夏の移籍市場ではアーセナルからブレーメンに完全移籍し、2020年6月まで契約を結んでいる。
今季はリーグ戦27試合に出場し11得点2アシストの活躍を見せ、チームの8位入りに貢献。このまま来季もチームに残ると思われていたが、契約する際にチームを離れることが出来る条項が含まれていたようで、それを同選手が行使した形となった。
そして、古巣のアーセナル復帰やホッフェンハイム移籍の可能性が浮上。だが、結果的にバイエルンに加入することが決まった。同メディアによると、強力な攻撃的選手を複数抱えているバイエルンが、レンタル移籍の形でニャブリを放出することを考えているという。その移籍先候補としてホッフェンハイムの名前が浮上しているようだ。
ニャブリはバイエルン加入時、クラブのオフィシャルサイトを通じて「バイエルンの一員になることは大きな名誉だ。刺激的な時間がやってくることをとても楽しみにしている」とコメントしていた。しかし、バイエルンで1試合もプレーすることなく他クラブに移ることになるかもしれない。
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