岡崎慎司【写真:Getty Images】
日本代表は12日、ロシアW杯アジア最終予選・イラク戦に向けてイランのテヘランで前日練習を行った。
厳しい暑さの中でキックオフを迎えることになりそうだが、岡崎慎司は「やるしかない。明日に向けて3週間前から準備しているので、結果を出したい」と力を込めた。
サウジアラビア、オーストラリアと上位3チームは混戦となっているが、岡崎はこう語る。
「勝てば間違いなくW杯は近くなると思う。最悪の想定も頭に入れながら、でも勝つことを一番しないといけない。そのために準備をしてきている」
イラク戦に向けては「今までのパターンを見ても、前半が上手くいくことはなかなかないので、それも想定してやった方がいい。イラクは後半に弱い、最後に集中が切れて試合を落としていることが多い」と語る。そして「そういう意味では失点しないことが前提。入りを失敗すると難しい試合になるので、前半は我慢の試合、堅い試合をしてもいいと思う」と90分トータルでゲームを考えるべきだと主張した。
1トップは大迫勇也のスタメン出場も予想されるが、ベンチに岡崎が控えていることは心強い。勝負所で投入されるなら、チームを勝利に導く仕事を果たしたいところだ。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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