マンチェスター・ユナイテッドを退団するズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドとの契約が延長されないことが明らかになったFWズラタン・イブラヒモビッチだが、負傷からの回復状況次第では、短期間の契約でユナイテッドに“再加入”する可能性もあるという。11日付の英紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えた。
昨年夏に加入したユナイテッドで公式戦28ゴールを挙げる活躍を見せていたイブラヒモビッチだが、4月に行われたヨーロッパリーグのアンデルレヒト戦で膝を負傷。年内の復帰は困難と予想される重傷を負ったことで、ユナイテッドはこの夏で満了となる同選手との契約を延長しないことを選んだ。
だがイブラヒモビッチは、今後もユナイテッドのトレーニングセンターに残ってリハビリを続けることをクラブから認められているという。さらに、回復後の状況次第では、ユナイテッドが来シーズン末までの短期契約を提示する可能性も検討されているとのことだ。
イブラヒモビッチの去就に関しては、メジャーリーグサッカー(MLS)への移籍が以前から噂されるほか、ロシアのゼニト・サンクトペテルブルクへの移籍の可能性も浮上。クラブ公式のSNSがイブラヒモビッチのアカウントをフォローしたことが獲得の兆候だともみなされている。
いずれにしても、イブラヒモビッチがピッチ上に戻ってくるのはまだ半年以上先のこととなりそうだ。その頃には36歳となっている大物ストライカーは、どこでプレーすることになるのだろうか。
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