プレーオフに向けてバリエーションを増やす柴崎岳【写真:Getty Images】
テネリフェのMF柴崎岳は、現地時間10日に行われたリーガエスパニョーラ2部最終節のサラゴサ戦でボランチを務めた。ホセ・ルイス・マルティ監督が、その意図を明かしている。地元メディア『エル・ドルサル』が伝えた。
柴崎はこの日、中盤の下がり目の位置でバランスを取り、守備を意識しつつも視野の広さで攻撃の起点になった。2-1でサラゴサに勝利したあと、マルティ監督は柴崎のポジションについてこう話した。
「我々は、この位置で彼のプレーを見てみたかった。特に彼のボールを動かす能力を考えると、チームに大きく貢献できると思ったからね。優れた選手は、あらゆる状況に適応するものだ」
最終節で勝利したテネリフェは、4位で昇格プレーオフに臨むことになった。まずは5位のカディスと対戦だ。柴崎はどのような形で起用されるだろうか。
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