レアル・マドリーのアルバロ・モラタ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのスペイン代表FWアルバロ・モラタは、やはり退団することになるかもしれない。代理人を務めるフアンマ・ロペス氏が、仏メディア『フットメルカート』で語った。
モラタはチャンピオンズリーグ(CL)決勝で古巣のユベントスを下して優勝を遂げた直後のインタビューで「間違いなくイタリアには行かないだろう。僕はここに残りたいと思っている」と発言。マドリー残留を宣言したが、ロペス氏はモラタの移籍を示唆している。
「アルバロはもっと重要な役割を担ってプレーしたいと思う選手だ。彼はもっとたくさんプレーしたがっている。19得点も決めた(※実際は20得点)のだから当然のことだ。これは十分ではない」
モラタは今季の全公式戦で43試合に出場し、20得点を記録。しかしフル出場はわずか6試合のみで、出場時間が20分以下だったのは実に18試合もある。
マドリー残留について問われたロペス氏は、「それは分からない。マドリーにとっては多くのタイトルを獲得した素晴らしいシーズンだった。選手は数日中に最終的な決定を下すだろう。私はまだマドリーのディレクター陣とは会っていない」と、去就はいまだ不明確であることを明言している。
モラタにはチェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナルなどのクラブが獲得に興味を示していおり、特にミランが強い関心を抱いていたが、ロペス氏は「(ミランからの関心について)それは存在していたし、現在も存在する。そして、同じように素晴らしいチームが彼に興味を示している」と、いまだその可能性があると語っている。
この夏の移籍市場で注目を集めているモラタだが、最終的にどのような決断を下すのだろうか。
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