日本代表の大迫勇也【写真:Getty Images】
7日に行われたシリア代表との親善試合で先発出場した日本代表FW大迫勇也を、ドイツメディアが称賛している。
大迫は3月に行われた最終予選のUAE戦で相手選手と交錯し、1ヶ月間の負傷離脱を強いられている。その後のタイ戦に加え、所属のケルンでもリーグ戦2試合を欠場している。
シリア戦で1トップに入った大迫は無得点に終わったものの、ポストプレーで攻撃の起点となるなど効果的なプレーを見せている。今野泰幸の同点ゴールをアシストしたのは長友佑都だったが、この直前に大迫が相手選手を背負いながら長友にパスをつないでいる。
独紙『エクスプレス』は「シリア戦でケルンのスター、大迫が日本代表に力強いカムバック」と題し、大迫のプレーを称えている。
「FC(=ケルン)のファンは、最後の代表戦での心配事を思い出したことだろう。今この日本人は自分の復帰を祝い、シリア戦との親善試合でスタートから走った」
今季のケルンでは欧州でキャリアハイとなるリーグ戦6得点を記録した大迫。リーグ戦5位フィニッシュに大きく貢献したことで、現地のメディアからも高い評価を得ている。
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