衝撃発言で移籍を示唆するチェルシーFWジエゴ・コスタ【写真:Getty Images】
7日のスペイン対コロンビアの親善試合終了後、ミックスゾーンに現れたチェルシー所属のスペイン代表FWジエゴ・コスタが怒りをあらわにしながら自身の将来について語ったようだ。スペイン紙『アス』が伝えた。
「コンテは僕を当てにしていない、というメッセージを受け取ったよ。それは多分今季の僕のプレーが悪かったからだろう。これは恥ずべきことだ。だから新しいチームを探すよ」
度々チェルシーのアントニオ・コンテ監督との不仲が取り沙汰されてきたジエゴ・コスタ。今回の一件で溝はさらに深まり、もはや修復不可能なレベルにまで来ている様子だ。
さらには古巣のアトレティコ・マドリーへの復帰についても「すばらしいことだ。みんな僕がアトレティコを好きでいることを知っている。マドリードに住むのもいいし…」と非常に前向きな姿勢を見せた。
だがそこでネックとなるのがアトレティコに下されたFIFAによる補強禁止処分である。アトレティコ加入が実現しても来年1月の処分解禁まではプレーすることができず、これにはコスタも「4,5ヶ月プレーできないのは厳しい」と難色を示している。
そこで現段階では、プレーのできないリーグ前半戦の期間を中国のクラブで過ごし、処分解禁となる1月に満を持してアトレティコへの復帰を果たす、という流れが最も現実的なプランとしてみなされているようだ。今後移籍交渉がどのように進んでいくのかは分からないが、いずれにせよ今回の発言によってコスタのチェルシー退団の可能性はぐっと高まったことだろう。
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