原口元気【写真:田中伸弥】
【日本 1-1 シリア 国際親善試合】
日本代表は7日、国際親善試合でシリア代表と対戦し1-1の引き分けに終わった。
原口元気はスタメン出場を果たしたが、チームが先制点を挙げた直後の59分に途中交代。積極的な姿勢は見せたが、本人は「守備もはまらなかったし、攻撃の形もうまく作れなかったので改善しなきゃいけない」と反省を口にした。
特に前半は、プレスをかけても相手にいなされる場面が多かった。原口は「最初は前から行こうと思ったんですけど、何回は剥がされてしまったので、行きどころがうまく決まらなかったかなと。そこは一つ、守備がうまくいかなかったポイントだと思う」と振り返った。
また「僕としては前から行きたかったけど、チームとしては少し引きながらっていう感じが続いた」と戦い方の共有が不十分だったことも明かしている。当然そこは改善していくべきだが、「予選じゃなくて良かった」とも原口は言う。
イラク戦で日本のペースで試合を進めるためにも、チーム内で課題をクリアしなければならない。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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