B・ルイス獲得に失敗したベティス【写真:goal.com】
ベティスのフアン・カルロス・ガリード監督は、今冬の移籍市場でこれ以上の補強を敢行することは困難との見解を示している。
ベティスは今月、アトレティコ・マドリーからFWレオ・バプティスタンをレンタルで獲得したが、レンタル料としては破格の総額230万ユーロを支払っている。その後、手中に収めていたはずのフラムFWブライアン・ルイスがPSV移籍を決断して、こちらは獲得失敗に終わった。
ガリード監督は、思惑通りに補強が進まない現状を嘆いた。スペイン『マルカ』がコメントを伝えている。
「現時点、誰かが加入することを期待していない。私は何も信じていないからだ。我々が出した提案は、一つもうまく行っていない。私は今月、自分の範疇にない競争で多くの時間を浪費している」
「私が信じられないと言うのは、誰かを疑っているという意味ではない。おそらく、(選手獲得が)不可能だと言うことなんだ。だから、現在いるメンバーに集中することにするよ」
ベティスは先日、ブラーダ・ストシッチSD(スポーツディレクター)を解任。その後、補強を担当していたクラブ幹部のホセ・アントニオ・ボスチ氏も辞職することになり、現在はガリード監督と元エルクレスのスポーツディレクターであるセルヒオ・フェルナンデス助監督に加え、ミゲル・ギジェン会長が中心となって補強を目指している。
「私が到着した時、最初にその役目を担っていたのはストシッチだった。しかし、彼は去っていった。それから、ボスチと働き始めた。正しく、実践的な人物だった。彼とは仕事の上では良い関係を築いていた」
「そして、現在はギジェンと働いている。彼とも仕事に関して良い関係を築いている。彼やクラブ幹部に対して敬意を抱いているが、最近の1カ月でトップが3人入れ替わった。それは安定した仕事をもたらさないし、歓迎できるものではない」